File No.36 突然の悲鳴
外を歩いていたら突然「キャー!」という女性の悲鳴が聞こえた。
驚いて行ってみると道路で女性が、2mはある四角くて厚みのある鉄板らしき物の前に座りこんでいた。
その女性に声をかけたがビックリしたのか話せない。
すぐに作業服を着た人が来て訳を話してくれた、どうやらビルの上で工事をしている時に落としてしまったという。
怪我人はなく、女性は驚いて腰が抜けてしまたらしい。
それにしても赤いタイルの上に真っ黒の鉄板とは不気味である。
帰りにもう一度その場所を通った。
その鉄板らしき物はまだ残っていた。とても重いので処理ができてないのだろう。
先ほどの女性に警察が事情聴取をしてた。
「先ほどは驚かれたことでしょうね」
女性は
「驚きました。悲鳴を聞いたときはビックリしました」
と返していた。