File No.32 留守番電話
ある年の6月頃、アパート暮らしの大学生が、腐乱死体で発見されたが死因は不明。
兄の勝巳が呼ばれ、身元確認に続いて、留守電のメッセージが再生された。
3月14日-母親から 思い出話、途中で切れる。
3月16日-友人から 旅行の誘い。
3月21日-父親から 祖父が会いたがってる旨。
4月25日-友人から 大学に顔を出せと。
5月1日-母親から 勝巳に連絡しろと。
そこでテープが終わり、
「ご両親からの電話はいつも深夜2時過ぎですな」と
刑事がつぶやく。
すると、勝巳がうなずいてからこう言った。
「両親は、僕らが小さい頃に死にました・・・」
※事の真相を推理しよう!